なおちです。今回のテーマは【アドセンス狩り】を防ぐ。
苦労してGoogleアドセンスの審査に通ったのに、広告制限やアカウント削除のペナルティを受けた…
なんてことのないようにする方法をちからのかぎり紹介します。
- はじめに
- アドセンス狩りとは
- Ad Invalid Click Protectorでアドセンス狩りを防ぐ
- まとめ
1. はじめに
先日、Googleアドセンス合格記を書きました。
ブログを運営することで収益まで狙えるということで、ウキウキだったわけです。
… が、ネットで色々検索かけていると不穏な文字が。
アドセンス狩り
一昔前に騒がれたオヤジ狩り。
近代化して遂に現れたということでしょうか…
2. アドセンス狩りとは
アドセンス狩りとは、Google AdSenseの広告に対して第三者がAdSenseの規約に違反する行為を行い、運営者にアカウント停止などのペナルティが課されるように仕向けることを指す通称である。
Weblio
鬼ですね。Googleアドセンスの規約の中に、「自己クリックの禁止」、「作為的な大量クリックの禁止」が記載されています。
アドセンスで収益が発生する仕組みを考えてみましょう。
- 広告提供者は、ユーザに興味を持ってもらうために広告を出しています。
- Googleは、広告の掲載先として審査したサイトに広告を掲載する、仲介人的な役割をこなしています。
- サイト運営者は広告を掲載して、サイトの訪問者に興味を持ってもらう機会を提供します。
- サイトの訪問者に興味をもたせた報酬として、報酬がサイト運営者に支払われます。
ざっくりこんな感じの循環です。
そう考えたとき、「自己クリック」や「個人による大量クリック」をされると広告提供者やGoogle的には
- 実質興味を持ってもらえていないのと一緒(広告を提供している意味がない)
- 広告を掲載しているGoogleの信頼が落ちる
- Googleは信頼を貶めた極悪人に報酬を支払っている
ということになります。そりゃ当然ペナルティを課しますわな。
その規約を逆手にとって、第三者がわざと何回も短期間に同じサイトの広告をクリックすることで、「作為的な大量クリック」を引き起こすのがアドセンス狩りの手口だそう。
下衆の極み!!!
…ハマカーンですね。懐かしい。
3. Ad Invalid Click Protectorでアドセンス狩りを防ぐ
アドセンス狩りの恐怖に怯えるだけなのか…
というとそんなことも無いようです。
アクセス解析して明らかに異常なアクセス、クリック増加が起きていれば、アドセンスに通報する、といった手段を講じることができます。
が、忙しくていちいち解析してられないよ!って人もたくさんいるでしょう。
そこで紹介するのはこちら!
「Ad Invalid Click Protector(AICP)」です。
ちょっと前まではAdsense Invalid Click Protectorだったみたいですね。
こちらをインストール、有効化するとダッシュボードに「Adsense Invalid Click Protector」の項目ができます。表示はデフォルト設定です。
ここで、一定時間内に規定回数以上の広告クリックをしたユーザを、一定日数アクセスできなくするように設定できます。
上記デフォルトの場合、「3時間の間で3回以上広告をクリックした人は7日間アクセスできなくなる」といった感じですかね。
これで、急激なアクセス増加を防ぐことができます。
便利なものが溢れている世の中です。
4. まとめ
というわけで、今回のテーマ【アドセンス狩りを防ぐ」でした。
アドセンスの審査に受かったのにペナルティ食らった…なんてことの無いように、サイトの状態には普段から気をつけましょう。
ではまた。